フィンランドの森。
鳥のさえずりと木々のざわめき。。

静けさに身を委ねながら深呼吸を一つ、次第に落ち着いてくるのがわかる。
これこそが森の癒し効果。

去年の秋はフィンランドでキノコ狩りやベリー摘みを体験した。

ここフィンランドでは、「自然享受権」という、すべての人に対して自然の利用を認められる権利があり、夏の終わりになると子供から大人までがキノコ狩りやベリー摘みを楽しむのが恒例。
（摘んできたベリーはタルトに作ったり、ヨーグルトと一緒に食べたりと、冷凍保存して一年かけて食べるそうです。）

歩いてはべりーを食べ、また歩いて次はキノコを採る、、、まるで宝探しをしているようにとても楽しく、童心にかえった感覚でした。

忙しい現代生活ではスマホを眺めていることが多いですが、森の中で一人、誰にも邪魔されずに考え事をする何気ない行為は今の現代人にとっても大切な時間となるかもしれません。

世界一幸福と言われるフィン人、そのヒントのひとつは、間違えなく、自然と共存するライフスタイルにあるように感じました。

日本人も見習うことがたくさんあります。
本当の豊かさとは・・・？